
POICウォーターを使用した口腔内バイオフィルムの除去

歯科診療における水の重要性
事実
歯科治療において欠かせない水の安全性について議論が交わされています。
- 患者さんがうがいをする水
- 歯石を取る超音波を使用した治療の水について
- 歯を削る治療の時
治療用イス(歯科ユニット)から出てくる水はバイオフィルムの定着により、細菌がかなり増加しているケースが多い
口腔内の治療行為に使用する為には、一般の水道水よりも更に清潔な水を用いる必要があるにも関わらず、歯科ユニットの水が適正水準を超える数の細菌で汚染されているケースが多々あります。
(法律では水1CCあたり、細菌の数は100以内と定められています)
水の汚染は目を背けてはならない問題
三阪歯科医院では

三阪歯科医院では、この治療水の問題を対象としたPOIC研究会会員として、「残留塩素補正装置」による「連続除菌治療システム」を導入し、歯科治療水安全施設認定を取得しています。
当院で治療を受ける皆様には、安心安全な歯科治療水を用いて歯科治療をおこなっていることをご周知させていただいております。
POICウォーターとは

POICとはProfessional Oral Infection Control (専門的 口腔感染症予防)の略称です。
POICウォーターは純度99.9%の塩と不純物を限界まで取り除いた超純水を電気分解させた電解水で構成されています。
このPOICウォーターという電解水はほとんどの細菌・カビ・ウイルス(肝炎ウィルス、ノロウィルス、HIV、MRSA、インフルエンザウィルス、O-157、他)を30秒以内に除菌することが可能です。
殺菌能力と聞くと消毒薬の様なものを想像される方も多いかもしれませんが、それは誤解です。強い殺菌能力を有しているPOICウォーターは、薬品(消毒薬)などではなく、人体の白血球の殺菌能力と同質で人体に元々備わっている殺菌成分を有した殺菌水です。
口腔内は昔よりも重要になっています
食が多様化している現代においては昔よりも遥かに多くの食べ物を口にします。
むし歯や歯周病になった方が歯科治療の中で使用される水に含まれる細菌についても、歯科医が先頭に立ちコントロールし、そして患者さんに正しい知識を伝える必要があります。
POIC水は洗浄と除菌の2つの機能を持っています

POICウォーターで簡単ホームケア
手順はたったの2つだけ
- 毎食後や就寝前に、気になった時ににキャップ一杯(約10cc)のPOICウォーターで20秒程しっかりと力を込めてうがいをします。
- うがいの後に、POICウォーターを歯ブラシや歯間ブラシでブラッシングして更に効果を高めます。
☆ポイント
POICウォーターはより高い温度にした方が効果が高いので、お湯で薄め温度を高めてうがいをすると更に効果的です。
三阪歯科医院はPOIC®研究会「歯科治療水安全認定施設」です。
三阪歯科医院のPOIC®研究会登録については、POIC®研究会ホームページにてご確認いただけます。