ホームケアでお口の健康を維持しましょう

近年、お口を清潔にすると、多くの病気の予防になることが知られるようになってきました。お口の中を綺麗にすることで、病気を引き起こしたり、悪化させたりする細菌を減らすことができるのです。

では、お口を綺麗に保ち、お口の健康を維持するために重要なことは何でしょうか?歯医者さんに行くことでしょうか・・・。

お口の健康を維持するためには、歯科医院で行う”プロフェッショナルケア(プロケア)”と患者さん自身が日頃から行う“ホームケア”が大切です。お口の健康を保つためにはどちらも欠かすことができないため、よく自転車の両輪に例えられます。

お口のホームケアとプロケアの関係
  • プロケア(歯周病の治療、および歯科医院での定期健診のこと。定期健診では、お口の異常のチェック、ホームケアのチェック、専用の機器を使用しての清掃をします。患者さんの状態によって1〜6ヶ月毎に1時間程度で行います。)

  • ホームケア(患者さん自身が日常行うお口のケアのこと)
    それぞれのケアにおいて1年間にかける時間は、プロケアは約4時間、それに対してホームケアは、例えば1日5分歯磨きに時間をかけたとしても約30時間です。

もうお気づきですね。
お口の健康を維持するためには、何よりも自分自身で行う日頃のホームケアが重要なのです。では、改めてホームケアについてお伝えします。

三阪歯科医院がお勧めするお口のホームケアのポイント

歯の汚れの正体を知りましょう

さて、皆さん、舌で歯の表面を触ってみてください。ザラザラした感じを感じませんか? このザラザラしたものは、歯の表面についたプラーク(細菌のかたまり)です。

プラーク

上図は、これを顕微鏡で見たものです。細菌がうようよ動き回っていますね。このプラーク内には細菌が約600種類、1mg中に1~2億個存在するといわれています。

ホームケアは歯の表面にこびりついた“プラーク”を取り除くために行うのです。ホームケアが面倒くさいと思ったときは、ぜひ上の図を思い出してください。

歯ブラシの前に・・
歯と歯の隙間を綺麗にする歯間ブラシやフロスの使用

ホームケアでは、歯ブラシの他にフロス(糸ようじ)・歯間ブラシなどの補助清掃道具を使用します。

補助清掃道具を使いましょう!

歯ブラシだけで歯の表面全てのプラークを取り除くことは困難です。ある研究報告では、歯と歯の間のプラークの除去率は、歯ブラシのみでは58%、歯ブラシ+補助清掃道具使用では86~95%という報告があります。

また、三阪歯科医院では歯ブラシで磨き始める前に、補助清掃道具を使用することをお勧めしています。歯ブラシを先に行うと磨いた気分になり、フロスや歯間ブラシが後回しになります。補助清掃道具を使用することが習慣になるようにしましょう。

補助清掃道具の適切なサイズの確認を受けましょう!

補助清掃道具は、サイズ選択が重要です。誤ったサイズのものを使用することは、歯肉を傷つけたり、歯肉を退縮させたりする原因となります。まずは、歯科衛生士より適切なサイズの確認を受け、それから効果的な使い方を指導します。

歯間ブラシの図、使い方、サイズの選択

デンタルフロスを用いた口腔ケア(フロッシング)

フロスを歯の表面に沿わせて上下に動かし、プラークを剥ぎ落とします。

歯間ブラシを使用した口腔ケア

沿わせて動かすことがポイントです。

歯ブラシ

補助清掃道具で歯の間を綺麗にした後はいよいよ歯ブラシの出番です。

磨く順番を決めていますか?

歯を磨く時にどこから磨き始めるか決めていますか?決めずに磨き始めると思いつくままに飛び飛びで磨き、磨かれずに取り残される歯が出てきます。磨き始める場所を決め一方方向で磨いていきましょう。これだけでも磨き残しは減ります。

正しい歯ブラシの動かし方、当て方をしましょう!

基本は歯の面に直角に当てて横に小さく動かします(スクラビング法)。いろいろ高度な磨き方もありますが、先ずは基本的な磨き方で磨きましょう。十分プラークを落とせます(当院では歯科衛生士が、もっと詳しく丁寧にその方に適した磨き方を教えています)。

代表的な2つの磨き方を動画でご紹介します。

正しいブラッシング(歯磨き・スクラッビング法)

正しいブラッシング(歯磨き・バス法)

ホームケアは歯科医院でのケアと並び、歯科疾患の予防に重要です。的確なホームケアでお口のトラブルを予防しましょう。

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