
第8回寺子屋歯っぴー塾を三阪歯科医院セミナールームで行いました。 今回は院長と今年よりスタップに加わった管理栄養士と健康運動指導士の資格を持つ和田紫央里さんのお話でした。
院長からは新しいキーワード「マイクロバイオーム(常在細菌叢」)の観点より歯科疾患が感染症であると共に生活習慣病であり、全身の疾患とも大きな繋がりがあり、 環境を整えることで予防可能だと説かれました。

和田さんからは現代の食事事情の問題点をあげ、日本人の食性からみた基本的な食事が示されました。
最後に子どものおやつに対する考え方と白砂糖の問題について話されました具体的な飲食物に含まれる砂糖の量に一同驚きの声を上げていました。
講演終了後、和田さん手作りのおやつ、全粒粉ビスケットとかぼちゃのカステラと院長の奥さんによる炊飯器で炊ける玄米おにぎりを試食しました。参加者一同「結構美味しいね」と好評でした。

最後に質疑応答を行し、終了しました。
次回は12月12日(土)15:00より向井楠宏さんの講演「末期ガン科学者の生還」を予定しています。
多くの方のご参加お待ちしています。
参加の皆様の声
- 「マイクロバイオームの」見方で、患者さんへの説明、指導がしやすくなりました。想像以上の砂糖の摂取をしていて、その量を減らすことと違う種類の糖類に変える必要性を感じました。
- 口の中の細菌が全身まで影響していることに驚きました。孫が半年ですが、砂糖には気をつけたいと思います。
- むし歯、歯周病も治療するだけでなく、予防が大切だと良くわかりました。砂糖の害は分かつているつもりですが、子どもの喜ぶ顔が見たくてつい与えてしまいます。5年、10年後を考え気をつけたいと思います。
- 口の健康は全てに影響することを肝に銘じ歯の手入れをします。糖質コントロールは口腔ケアの前の大事なことだと思いました。
次回について
第9回寺子屋歯っぴ一塾12月12日 (土) 15:00~
講演「末期ガン科学者の生還」向井楠宏氏
末期ガン患者の絶望的な苦悩。それを乗り越え完治に至る道筋。ガン治療変革への提起。末期ガンの宣告を受けた或る科学研究者の体験実録。