
多くの方がむし歯の治療で当院にご来院いただいております。三阪歯科医院では、出来る限り控えめな治療(ミニマルインターベンション)を心がけむし歯治療をおこなっています。
むし歯治療においては患者様の主訴(痛み・染み)の解決を目的に治療をおこなうのですが、治療完治の数年後同じ歯にむし歯が発生するということがあります。
本ページではむし歯治療の実例・問題と当院が提案する虫歯治療についてご案内いたします。
治療した歯の平均使用年数

アマルガム充填 7.4年

レジン充填 5.2年

インレー 5.4年

クラウン 7.1年
今までの歯のライフサイクル

歯を失ってしまうサイクルから脱するための提案
治療した歯の平均使用年数を原因とする好ましくない治療後の歯のライフサイクルから抜け出すためには、1.セルフケア 2.メインテナンスが重要です。
また、治療においても如何に歯根破折など歯を喪失しない為の治療アプローチが必要となります。
むし歯も歯周病も口腔感染症であることを理解する
→慢性化し病巣疾患の原因に
→全身疾患との関わり
口呼吸による上咽頭・ワルダイエル咽頭輪(扁桃)の汚染
→慢性化し病巣疾患の原因に
→全身疾患との関わり
出来る限り内と外の境目は深いところに置かない

→MI治療(侵襲の少ない治療)
コンポジットレジン修復歯っぴー通信53号
レーザーを使ったむし歯治療
→治療の必要のない環境を作る
POICウォーター・オーラループ4+を使ったホームケア
三阪歯科医院ではProfessional Oral Infection Control (専門家による口腔感染症の管理)を提供いたします。
感染症予防対策3原則
- 感染源の特定と除去
唾液テスト・ミュータンス菌・砂糖
- 感染経路の遮断
バイオフィルム除去・コントロール阻害因子・キシリトール
- 個体の抵抗力の増強
フッ素・ストレス・レーザー・ドッグベストセメント・Mix・MTAセメント
むし歯・歯周病の捉え方
- 生活習慣病(生活由来型)
- 慢性持続性感染症(むし歯菌・歯周病菌)
ドッグベストセメントを用いた再石灰化を促す治療

むし歯を殺菌して殺すためドッグベストセメントより下の黒い部分は削りません。永続的な殺菌効果が期待できます。
これまでのむし歯治療ではむし歯部分をドリル・レーザーを用いて切削し取り除き、セメントや詰め物などで蓋をして治療行為を完了でした。
ドッグベストセメントを用いたむし歯治療では、むし歯部分を削る箇所を最低限に抑え、ミネラル系の成分を持つドッグベストセメントを使用します。これによりドッグベストセメントがむし歯だった部分に再石灰化に作用し歯を健康な状態に戻します。