第3回肝疾患症例クリニカル・カンファレンス

2015年4月19日

第3回肝疾患症例クリニカル・カンファレンスが4月18日(土)が福岡医師会館にて開催されました。このカンファレンスは久留米大学医学部消化器内科と遠賀中間歯科医師会で共催しています。今回で3回目になります。口腔扁平苔癬(歯肉、口唇、頬粘膜、舌にあらわれる)を発症している患者さんの発表をしました。この病変は成書でははっきりとした原因は不明とありました。第1回目に、久留米大の佐田教授、長尾准教授に診て頂きました。この患者さんはC型肝炎(HCV)既往があり、HCVの肝外病変として高率に口腔扁平苔癬が現れるとのことです。

今回当院での歯科治療終了後この旨を患者さんにお伝えしHCV検査を受けて頂き、その結果、新規経口薬ダクラタスビル・アスナプレビルの適応とのことで来月12日より治療を開始することになりました。90%以上の確率でウィルスが駆除できるとのことで期待をしています。

今回のように全身疾患との関わりで口腔内に見られる症状があったり、歯周病が全身の疾患の原因になっていることなど、全身と口腔内は密接に関わっています。医科歯科連携を密にし患者さんのQOLの向上に役立ちたいと思います。

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