2017年5月24日
5月20日(土)中間市生涯学習センターにて第16回寺子屋歯っぴー塾が行われました。20人の方に参加していただきました。当院では先月より「街の健康ステーション」を開設しました。口腔内の問題だけでなく食生活、運動などの生活習慣を見直す機会として活用していただきたいと思います。
今回は「街の健康ステーション」についてのお話でした。1時間目は院長より食を中心とした講話があました。毎日の食の誤りが積み重なり多くの問題を引き起こしているといろんな例を挙げて説明をしました。
最近のニュースで東京丸の内のOLの30%にすでにロコモティブシンドローム(運動機能障害)の兆候があり4%が障害が進行中という調査結果が出たと報道がありました。原因は運動不足と食の低栄養化にあると思われます。
ロコモティブシンドロームは今日本が直面している超高齢社会での高齢者の問題と捉えがちですが、もっと早い時期より注意を喚起しないと「一億総活躍社会」は難しくなります。先づ生活習慣という足元をしっかりしましょ
うと結びました。
2時間目は管理栄養士、健康運動指導士の和田より「街の健康ステーション」の具体的な話でした。今回は4人の方に「街の健康ステーション」のモニターになっていただきました。
それぞれの方の現在の評価をしその問題点を挙げ、具体的目標を立てて現在進行中です。モニターの方よりの感想もお聞きしました。皆様日頃より健康に留意されているようです。
調査の結果を受け止め、それに対する対応を頑張っているとのことです。現在1月経過しました。経過を追っていきたいと思います。
寺子屋歯っぴー塾も4年目も迎えました。これからも当院のテーマ「お口の健康から心身の健康へ社会の健康へ」をしっかり進めていきたいと思います。参加者の皆様、ありがとう
ございます。
さて次回17回目7月29日(土)は古代真琴さんが来られます。顔面体操と腹式呼吸でリフレッシュしましょう。色々と楽しいお話も満載です。ご参加お待ちしています。
【参加者の声】
院長の話
・口の健康が全身の健康にいかに関係しているかがわかりました。定期チェックは必要ですね。
・くり返し参加し情報を手に入れ自分の健康、周りの健康作りをしたいとおもいます。
・食の大切さを痛感しました。
・歯原性菌血症には驚きました、口腔ケアは重要ですね。
和田さん話
・保健指導を是非受けたいと思いました。
・食事と運動の大切さがわかりました。気をつけピンコロを目指します・
・運動不足を感じました。どんな運動をどの程度したらよいのでしょうか?
・食事の内容を考え直すこと。特別なことでなく日頃の習慣を見直したいと思います。