2016年6月27日
6月26日(日)に、「歯科衛生士による歯科衛生士のためのリアルタイムPCRセミナー」
に参加させていただきました。
“歯周内科がめざしたもの”として、生田歯科医院の歯科衛生士さんによる研修会でした。
前半は、歯周病症例の特徴を見ながら、位相差顕微鏡で見た口腔内の菌やカビを見て、定期健診後の口腔内の状態を比べ、歯周病原因菌DNA検査や定期健診の大切さを学びました。
また、実際にプラークのとり方を見せてもらい、自分でも仕事に生かしたいと思いました。
後半は、リアルタイムPCR検体採取相互実習でした。お互いに検体を採り、検査に出すまでの流れを実習しました。検体採取時に、唾液の混入を防ぐことや、血液の付着を防ぐことなど、細心の注意が必要なことなど学びました。
歯原性菌血症とは、口腔内のバイ菌が血液の中に入る病気ですが、これをいかに予防していくか、これから歯科医院での役割は大きいと思いました。今まで、ほとんどの人が知らない、見たことがない自分の口の中の細菌が、これからの自分の健康を脅かす、ということを歯科医院で気づいてもらい、予防、改善してもらえるように指導していかなければならないと思いました。
(和田 紫央里)