2020年3月16日
新型コロナウィルスについて国内でも流行が心配されています。当院では通常行なっている感染症対策に加え、新型コロナウィルス対策として来院される患者様に対し次亜塩素酸水による手指消毒をお願いしています。
当院が通常行なっている感染症対策
- 治療に使う水は全て「残留塩素補正装置」による「連続除菌治療システム」を導入し細菌数0を維持しています。POIC®️研究会の認定する歯科治療水安全施設認定を取得しています。POIC®️研究会のホームページはこちら(外部リンク)
- 次亜塩素酸水を噴霧し空気中の細菌、ウィルスを減らす試みをしています。
- 使用する器具は全てオートクレーブによる滅菌を行っています。
- コップ、エプロン、グローブなどはディスポーザブル(使い捨て)のものを使用し、患者様毎に変えています。
- 患者様の座る治療用のイス(診療ユニット)は患者様毎に次亜塩素酸水で清拭しています。診療ユニットのヘッド、ライト、スイッチなど術者の触れる部分はビニールでカバーし、患者様毎に取り替えています。
- 治療の前にPOICウォーターでのうがいと、歯磨きをお願いしています。
新型コロナウィルスに対し新たに行なっている対策
新型コロナウィルスの流行に伴い、三阪歯科医院では来院時に次亜塩素酸水による手指消毒をお願いしています。
次亜塩素酸水について
次亜塩素酸水は安全なの?
一般に次亜塩素酸というとハイターなど塩素系漂白剤の次亜塩素酸ナトリウムをイメージされる方が多いと思います。次亜塩素酸ナトリウムは細菌やウィルスに対する殺菌作用がありますが、肌や粘膜に直接使用することはできません。一方、次亜塩素酸水は食品にも添加が認められており、肌や粘膜にも安全に使用することができ、細菌やウィルスに対する殺菌作用もあります。
次亜塩素酸水やPOICウォーターは新型コロナウィルスに有効なの?
新型コロナウィルスと同種のウィルスに対する殺菌作用があることから、新型コロナウィルスに対しても有効であると考えられます。